6月24日(火)に、第1回となる関西化学部会を次の通り開催しました。
地曵講師には、貝印株式会社独自の知財活動についてご講演いただきました。
本年度から同社の全社方針に加わった、知財にこだわった新事業・商品・サービスの開発基本方針であるDUPS3(D:Design/デザイン性、U:Unique/オリジナル性、P:Patent/特許性、S3:Story/ストーリー性、Safety/安全性、Sustainability/持続可能性)のお話から始まり、同社の“庶民派”IPLの実践例(①知財部門による企画段階から上市までの全工程への入込み、②経営に刺さる「シナリオ構築」)について、①知財部門が技術的・デザイン的な差別化と顧客価値とを企画前段階に提案して勝ち筋を握り、企業の進むべき方向性を示すことで競合との差別化を図っていること、②定量的な数字を用いたストーリー性のある簡潔な説明で経営層の理解を得るべきこと、をご説明いただきました。
関係部門と共に創出した差別化された技術価値・デザイン価値を知財価値として商品パッケージ等に余すことなく表示する「商品価値化策®」の活用例として、脱プラスチックとSDGsをコンセプトにした世界初の「紙カミソリ®」(※)のストーリーや、同社で目指されている知財部門・知財人材の在り方ついてもご紹介いただきました。
講演会後の懇親会では、地曵様をはじめ会場参加者の皆様が親睦を深める良い機会となりました。
※ “庶民派”IPLの成功事例でもある「紙カミソリ®」を、会場参加者全員にお配りいただきました。
<実施概要>
| 2025年度 | 関西化学械部会 |
|---|---|
| 第1回開催日 | 2025年6月24日(火)15:00~17:00 (懇親会:17:30~20:00) |
| 開催形式 | ハイブリッド (現地集合・Web) |
| 場所 | 一般社団法人 日本知的財産協会 関西事務所(堂島アバンザ 6階) |
| 講演 | 「全社方針DUPS3による知財主導イノベーションと企業価値向上」 |
| 講師 | 貝印株式会社 取締役 上席執行役員 知財・法務本部長 CIPO兼CLO 地曵 慶一 様 |
| 参加者 | 現地参加者:35名(参加会員:29社34名、JIPA:1名) Web参加者:39名(参加会員:24社39名) |


