WIPO主催第7回WIPO Conversationへの参加

  2023年3月29日~30日、オンライン形式にて、第7回WIPO Conversation(Intellectual Property (IP) and Frontier Technologies)が開催され世界各国から参加がありました。
 WIPO Conversationは、2019年以来、AI・データと知財など先端技術に関する課題として取り上げているところ、今回はメタバースと知財に焦点をあてて議論が行われました。
 JIPAは第2回から積極的に参加し意見発信を行っており、今回はデジタル政策プロジェクト新規技術検討チーム吉野チームリーダーが意見提出を行いました。
 吉野リーダーは、メタバースには、①現実との接続性の高さ、②「高い自己表現力」、③複数参加による高い創造性という3つの特徴があることをとして、メタバースの特徴からどのような法的な問題が生ずるか、メタバースにおける法的問題について我々はどのような対応をすべきかといった点について意見を述べました。
 意見としては、メタバースに関するビジネスは萌芽的段階であり、先んじて制度を作るような性急な法改正には慎重であるべきであり、まずは技術を活用した仕組みやソフトローによる解決を目指すべきであること、ただし、制度整備なくしては、悪質性の高い行為を防止できない、または健全な市場の発展が妨げられる場合は、現行法の射程の明確化や、それが及ばない場合の制度的対応が必要であるかについて、検討を行うことが望ましいこと等を述べました。

 吉野リーダーの発言内容についてはこちら
 第7回WIPO Conversationについては、以下のURLをご参考。
 https://www.wipo.int/about-ip/en/frontier_technologies/metaverse-and-ip.html

吉野リーダーの発言の様子

当日のセッションの様子は、WIPOホームページより(https://webcast.wipo.int/)で「SEVENTH SESSION OF THE WIPO CONVERSATION FRONTIER TECHNOLOGIES AI INVENTIONS」と検索いただくと、DAY1、DAY2の録画がそれぞれMORNINGセッション、 AFTERNOONセッションとして視聴可。