2026年7月29日、産業構造審議会知的財産分科会第22回意匠制度小委員会にJIPA意匠委員会が参加いたしました。今回の小委員会は「仮想空間におけるデザインに関する意匠制度の在り方」をテーマとして議論が行われました。
参加体制
意匠委員会からは開道委員長(カシオ計算機)、藤井副委員長(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)、仁平委員(パナソニックIPマネジメント)が現地で参加し、代表として本制度小委員会の委員でもある開道委員長が意見発信を行いました。
議事内容と発信事項
本小委員会では、仮想空間で利用されるデザインの保護ニーズや実態を踏まえ、保護対象、類否判断、実施行為の各論点についてヒアリング結果をもとに議論し、今後の制度設計の方向性について意見交換が行われました。
JIPA意匠委員会は、企業における意匠実務の観点から、保護対象・類否判断・実施行為を一体的に検討する必要性を述べるとともに、権利の実効性とクリアランス負担の均衡を踏まえた制度設計の必要性を提言しました。
詳細な議事内容およびJIPA意匠委員会からの発信事項については、特許庁公開の配布資料をご参照ください。
成果と今後の展望
本小委員会を通じて、仮想空間におけるデザイン保護という新たな課題に対し、企業実務者の立場から具体的な懸念と要望を発信することができました。
今後も、制度設計が実務に与える影響を踏まえた建設的な意見提供を継続し、バランスの取れた制度構築に貢献してまいります。
