Pick UP!知財×DE&I 3月27日 2025年度第3回 中国・四国・九州地区協議会への参加報告

 2026年3月27日、株式会社新来島どっく様(今治)にて開催された2025年度 第3回中国・四国・九州地区協議会に、DE&I Society WGメンバー6名がオンサイトで参加しました。

 日本知的財産協会(JIPA)と中国・四国・九州地区の発明協会のメンバー合わせてオンサイト30名超、オンライン20名超が参加したプログラムでした。(詳細はこちら

 当日は、スケールの大きい船の製造現場や船型研究所を見学した後、特別講演のお時間を頂戴し、当WGメンバーである大谷憲一氏(花王株式会社)よりWGの活動紹介を行いました。知財部門がイノベーション創出に関わる重要な役割を担い得ること、イノベーション創出における課題は単なる多様性の不足ではなく「結合の設計」の不足にもあるのではないかという視点を提示し、DE&Iを人事施策にとどめず、知財実務や研究開発、他部門との連携の中で、イノベーション創出に向けてどのように活かしていくかを意識しながら取り組むことが重要などの提案を行いました。講演後のQ&Aでは、「風土改革に関わったことがあり共感点が多かった」、「『DE&Iは不要』と考える人へどうアプローチすればよいか?」など、多くのコメントやご質問をいただきました。

 その後、参加者が6~7人程度の4グループに分かれ、本WGのメンバーが各グループに入り、少数知財とDE&Iの実務上の課題などについて意見交換を行いました。特別講演の内容も踏まえ、議論は大いに盛り上がりました。

 参加者の中には、知財部員が2-3名の組織に属する方々が多く、本WGにとっては、まさに、「少数知財」の課題に関する「生の声」を聞き、参加者の方々のDE&Iへの関心の高さを知る貴重な機会となりました。

 参加したWGメンバーは、地区協議会の皆様のご意見や、少数知財研究会の特別講演を通じて、少数知財における「生の情報」の不足や「相場観」の把握の難しさといった課題感を強く感じ取り、この課題感とDE&I活動との親和性の高さ、さらには、「人と人とのリアルなつながり」や外部との連携の重要性について理解を深める機会となり、それらを持ち帰ってDE&I Society WGの今後の活動を考えるうえで多くのインスピレーションを得た一日でした。

会場の様子と当WGを代表して活動紹介中の大谷氏(JIPA事務局提供写真)